<引用/日経新聞> 東京都心で桜が開花、観測史上最も早く

社会・くらし 2020/3/14 14:06

 

 開花したソメイヨシノの標本木(14日、東京都千代田区の靖国神社)

気象庁は14日、東京都心で桜が沖縄・奄美を除き全国で最も早く開花したと発表した。昨年より7日早く、平年より12日早い。同庁によると、都心の開花記録として観測史上で最も早い。

これまで最も早い開花記録は2002年と13年の3月16日。記録的な暖冬となる中、一時的な冷え込みで花の芽が目覚める「休眠打破」が進み、2月後半から暖かい日が続いたことで開花が早まった。1週間から10日ほどで満開を迎えそうだ。

東京都千代田区の靖国神社では午後2時ごろ、みぞれが降るなか、東京管区気象台の職員が標本木のソメイヨシノを観察し、判断基準となる5輪以上の開花を確認した。都心部の午後2時の気温は真冬並みの2.5度、雪も降った。

〔共同〕